縄酔いの宴

自己責任と、「委ねる」

今まで私はパートナーを作らず、

主にSMバーや縄会サロンなどでお会いした方と、人目がある場所で緊縛行為を楽しんでいたわけです。

 

相手がパートナーではないので、お互いに気を使います。

基本的に自らが好き好んで縛られにいっているのです。

少なくとも体調を整えることくらいは、マナーなのかな、と思っています。

 

緊縛行為に怪我はつきもの。
もともと拷問にも用いられた縄。
そもそもが危険行為だし、
体を酷使しますよね。

 

大きな怪我はしなくても
緊縛行為を繰り返すことで
ダメージが蓄積し、
将来的に体のどこかに支障がでる、あるいは不自由になるかもしれません。

 

フィジカルなダメージだけではなく、
様々な人間関係、相手とのトラブルにより、心に傷を負うこともあります。

 

しかも緊縛好きはつまり、世間的には変態、アブノーマルな行為です。
愛好がバレることで、プライベートの生活が壊れてしまうかもしれません。

 

リスクがたくさんあります。

 

ただ、正しい縄の知識、自分の体の理解をきちんとする…相手にノーとちゃんと伝える…相手をよく選ぶ…
などをすることで、自衛できることがたくさんありますよね。


今までは単独で行動していたので、(しかも基本的に一人行動多め)
自己責任自己管理が、より大切だったわけです。

例えばチャラチャラ調子に乗って複数の人と緊縛プレイをして、
怪我して後悔…では、大人として恥ずかしい。
十分フシダラなのですが、
一線は越えないよう、自分で自分を守らなきゃ…と思っていました。

 

ただ、もちろんすべてを自己責任として処理するわけにはいきませんよね。

誰かから怪我を負わされたり、ひどい目にあわされ、心に傷を負った子に対して、
「自己責任だから文句言うな。お前が悪い」と非難するのはあまりにも無慈悲でしょう。
傷に塩を塗り、更に追い詰めてしまうだけです。

 

それと、まだ縛られるのに慣れていないうちは、かけてはならない縄、というものが分かりません。
解かれてから、あ、手が動かない!
では遅いですね。
早めにストップを言えば、ほどいてもらえてセーフだった、ということもありますよね。
ショーではないのだし。

密室では無理ですが、集まりの場では、
経験者やお店主催側のフォローが不可欠です。

 

自己責任とは
怪我や人間関係のいざこざに限らず、

自分で決めた道なのだから、
腹を括りなさい。
身体的、心理的、社会的なリスクがあることも、
覚悟はしておきなさい。
人のせいばかりにはせず、
自分の行動は自分で決めているんだ、
ということをよく自覚し、よく考えて、自分を大切にね。
という意味でもあります。


もちろんそれも、大切な考え方だと思います。

 

 

ただ、
思い返せば、
緊縛で一番重要ことは?

何だったでしょうか。

 

信頼関係

なんですよね。

 

もともと私は、縄師とモデルの間で成り立っている信頼関係に、たまらないエロスを感じて、緊縛に魅了されたのです。

 

大事なのは
縛られる人が
縄師に
すべてを委ねられるか
ということ。

 

この身をすべて預け、
如何に捧げられるか、
ということなのではないでしょうか。

 

それがないと、如何なる責めも、縛りも、本来の意味を失ってしまう…
緊縛の魅力である、
互いが際限まで混じり合い、溶けあって一体になる…
壮絶なエクスタシィにまで、
達することができないのです。

 

口で言うのは簡単だけど、
そんなこと、実際にはなかなかできないんですよ。
私の場合、他の人からしたら、身体は十分委ねているレベルだと思いますが、(じゃないとハードな縄受けできません)
心理的にはまだ、閉ざしている。
冷静な部分を残し、相手を探っているようなところがありました。

 


誰でもいいってわけじゃないのです。

そんなに簡単に、信頼関係なんて築けないものです。


私が心を許し、
自らのすべてを明け渡したいと思うのは、
私を一番理解してくれる人。


本当に大切に思ってくださる方のために、

 

この身を投げ出し、
すべてを委ね、
惜しげもなく、
捧げるのですよ。

 

 


それが縛られることが好きな女の、
一番の幸せ。

 

 


心も身体も
あなたのもの…

 

 

 

ってね❤️

 

( ´艸`)