縄酔いの宴

丸尾末広愛を語る

30日に、フェチフェスというイベントに行ってまいりました。

足を踏み入れた途端…
気分が悪くなってしまった。泣
人混みとオタク的エロと蛍光灯の光に、悪酔いしたのでしょう。

一刻も早く会場を出たい!
ここにいたくない…
_| ̄|○

 

敬愛してやまない緊縛師の奈加あきらさんもいらっしゃいましたが…
緊張してろくにお顔も見れず。笑
肝心な時に、ビビりな私。
あまりお話も出来なくて残念でした。


フェチフェスのポスターに、丸尾末広のイラストが使われていましたね。

何を隠そう、私は丸尾末広のファンであります!
好きな漫画家を三人挙げろと言われたら、真っ先に丸尾様の名前が思い浮かぶ。
皆さんは、
ご存知でしょうか?
メジャーというよりも、カルト的な人気漫画家さんです。

夢野久作江戸川乱歩と肩を並べる、
日本を代表するエログロアーティストでいらっしゃいます。
漫画家さんですが、私はアートだと思っています。

若い頃はエログロナンセンスの世界観が好きでした。病んでたので、親しみやすかったのでしょうね。

年をとってからは、なんとなくエログロを卒業してしまったのですが、
丸尾様だけは特例で今でも好きです!


江戸川乱歩の世界観を漫画表現して、乱歩を凌駕する凄みを出せるのは、丸尾末広だけ!
だと思っております。

丸尾様との出会いは、20才。学生の頃。
高田馬場のブックセンターでした。
ちょうど笑う吸血鬼、ハライソが平積みされておりました。
その独特の妖しいタッチの画に惹かれ、ドキドキしながら購入、読んでみたら…

 

危ないよ、この人…。


読後が不快と興奮の間!
痺れました。
その毒が染み込んで、脳が犯されてしまった。

以来、丸尾様を密かに慕い続けております。

 

長編はストーリーもしっかり構築されているので、まるで上質なエログロホラームービーを見ているよう。

短編集の方が、遥かにキチガイじみています。頭オカシイです。
禁忌を犯しながらも、どこか気持ち悪いくらい洗練されている。
斬りつけられてぱっくり開いた傷は、決して塞がることがないのです。

私のような凡人には、到底到達出来ない境地にあります。
突き抜けているのです。
もはや漫画の枠を越えています。

れっきとした犯罪です。

 

 

少女椿が代表作なのかな。
私は何気に、
犬神博士が好き!です。

乱歩原作の
パノラマ島忌憚
芋虫
も、圧巻。

最近は
トミノの地獄
という作品を出しておられます。

相変わらず見世物小屋

その歪んだ世界に、たまらない背徳の美しさを感じます。

 

美!
とか、
アート!
と賞賛したら、
丸尾末広氏は嫌がるのでしょうか?
好きなこと書いてるだけだから、と。

そこのところが知りたい。


私の緊縛観も、丸尾末広に影響を受けているはずです。

 

見世物小屋に売られた、
囚われの哀れな……