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縄酔いの宴

ある会話の一片

「なぜ縛られるの?」

「強く抱きしめられたいから」

「縄に何を求めたの?」

「誰かと深く繋がりたいの」

「なぜ被虐に感じるの?」

「愛情を感じるから」

「縄の世界に逃げたのか?」

「それもある。でも、なんらかの必然があるはず」

「縄に愛されてしまったんだね」

「そう。いっそ嫌いになれたらいいのにね」

「縄をかけられると、君の目が輝くんだよ。その輝きに、たまらなく欲情するんだよ」

「それを見ているあなたの目も、溢れそうに濡れ光っている」