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縄酔いの宴

昭和歌謡愛③

怨歌…

恨み節…になるのでしょうか。

自分の運命を呪う歌。

自虐を込めた、身売り女の絶望の歌。

 

♫朝日楼

唄は、ちあきなおみ

 

元々はアメリカ民謡でありました。

アル中になって監獄に収容された、というのがオリジナルの歌詞。

後に他のアーティストによってアレンジされました。(ボブディランとか)

それがことごとく不幸な内容ばかり。

娼婦に身を持ち崩した女、

罪を犯して監獄行きになった男の物語…

共通するのが、

暗い場所に流れ着いて、そこから身動きできなくなった絶望を描いている、ということ。

とにかくどうしようもない自分を、

嘆きながら怨みながら嘲笑いながら、

どこか命の儚さ、思い通りにならない人生の哀愁も感じさせるような…

 

この曲が日本に渡り、浅川マキというカリスマフォークシンガーが訳すと、

娼家に流れ着いた女の怨み節になりました。

こんな私に誰がした?

体しか売るものはなく、年を取ったら売れなくなり、身も心もぼろぼろに…。

 

しかし、歌うのは、ちあきなおみ

じめじめした悲哀や後悔の嘆きだけではなく、

潔さまで感じられるので好き。

気だるげなのに、力強い。笑

開き直り?の境地です。

これが私!何が悪いの?みたいなドヤ感。いっそ笑ってよ、みたいな。

ロックな姉さんであります。

ただ、動画で歌っているところを見ると、ホントに笑ってしまう。

コロッケの罪は大きい…。

(若い方は分からないかな?モノマネ四天王コロッケさんが、よくパロディしてました。)

 

 

朝日楼(朝日のあたる家)
作詞:浅川マキ
作曲:アメリカ民謡

 

私が着いたのは ニューオーリンズ
朝日楼という名の 女郎屋だった

 

愛した男が 帰らなかった
あの時私は 故郷(くに)を出たのさ

 

汽車に乗って また汽車に乗って
貧しい私に 変わりはないが

 

時々想うのは ふるさとの
あのプラットホームの薄暗さ

 

誰か言っとくれ 妹に
こんなになったら おしまいだってね

 

 

 

 

昨日誕生日だったのです。

地元の飲み屋で飲む用事がありまして。

庶民の狭い串屋なんですけど。

隣に座ったのが結局、ちょっと癖のある男でして。 
 
窓際族
50絡み
独身非モテ童貞こじらせ系
豚のような見てくれの男です。

(そこそこ仲の良い飲み友達)
 

ヨガ帰りで、どスッピンで行ったのですが、さすがに悪い照明に照らされたオーバー30の微おばさんのスッピンは、見られたものじゃなかったらしく。

 

 

ナナちゃん、いくつになったの?
36くらい?


もうちょっと酔っ払わないとダメだな。まだ酔いが足りないから、そんな顔見れるもんじゃない。


脂が浮いてきたね。やっと見れる顔になってきた。

 

などなど。

なかなか辛辣にdisられました。

 

思ったこと何でも言っちゃうんだ!

なんて素直!

なんて純粋な豚!

disり方にひねりがあり、ダンディズム香るポエジーを感じさせる。ちょっぴりロマンチストなところが、可愛いところ。

紅の豚なのかな。

でも、紅ではない。

見た感じは、茶色い。

 

 

…根はいい人なんだけどね。


 
この豚野郎!

センチな豚!

 

 

 

 

(●・∀-σ)σ【BAKAYARO−】

 

 

 

 

 

今度お寿司奢ってね!

 

 

 

こんな私に誰がした? 

 

 

 

和泉那奈