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縄酔いの宴

崩しの美学〜エロは隙から匂うもの

髪の毛縛り、というものがありますね。

みなさんお好きですか?

髪の毛を縄で結わえ縛り、引きながら責めを与える。

髪は女の命、なんて言いますけれども、

髪には女の情念が宿っている。

大切に守っているものを思わせる。

それを汚す凄惨。

陵辱の縄ですね。

責めるなら、髪の毛縛りをしてほしいです。マゾ心が鷲掴みされるような、

ゾクゾク感があり、身が打ち震えます。

ビクビク感じてしまう。

髪の毛に対するフェチシズムは、どこらか陰湿というか、ホラーな印象があるのですが…

多分、あの人のせい。

 

貞子嬢。

来る、きっと来る!

 

髪の長い女には、お気をつけください。長く伸ばしている分、押し殺しているものが重い。情念が深い。

 

あ!私も長い!

テヘペロっ♪( ´θ`)ノ

緊縛モデルやりたいから。

女らしくありたいのです。

 

緑の黒髪を尊ぶ美意識は、変容を遂げています。

和服で髪の長い女は、もはや問答無用で

貞子と呼ばれてしまうようになりました。自然に連想されてしまう。

情緒もへったくれもございません。

貞子以前は、乱れ髪の美しさ、艶やかさと呼ばれましたのに。

貞子の弊害は大きい。

 

伊藤晴雨の責め絵をご覧になったこと、ありますでしょうか?

あの黒髪乱れ髪の、惨たらしさ…

心臓をひやりと素手で撫でられたように、ぞっとする。それほど陰惨な美しさがあります。

そんな繊細な日本の情緒美が、すべて貞子に一括されてしまった。

緊縛モデルにとっては、死活問題です。

 

私は髪は長いのですが、黒髪ではありません。染め残りの膿茶が、下半分。

生え際から上半分は地毛の黒。

乾かしっぱなしでろくにブローもしないので、うねうねで毛先ハネハネです。

女の命なのに、雑に扱いすぎです。

無造作なのが、いいのです。

整いすぎているよりも、適度にラフな方が、抜け感があってよい。

と、言い訳して美容院に行かない。

 

目指すはジェーンバーキンです!

緊縛は関係ない。

自然体が一番。

私のゲンスブールはいずこ。

 

 

完璧に整ったものというのは、エロくない。色気がなくなる。あまりにも美人すぎると、エロからは遠のくのです。

ちょいブスくらいが、一番エロい。

エロティシズムというのは、隙から生まれる。それとなく漂うもの。

完璧な和より、隙があるのがエロい。

ちょっとしただらしなさというか…

一部の乱れ。

一瞬の気の抜け。

例えばハイブランド尽くしの気合いを入れたオシャレは、引いてしまいますよね。

一つ外す、敢えて崩しにかかるのは、ファッションでも上等テクニック。

敢えて、隙を作る。

 

縛り手さんとの縄トークで話題になったこと。

わざとだらしなく縛る、という緊縛師さんもいらっしゃいますね。

わざと縄を荒らす。

崩す。

情欲をこらえきれず、勢いに任せて、

やや乱暴に縛ったように見せる。

 

見た目が粗雑ではありますが、 

男の欲望と情のほとばしりがガツンと表されて、鬼気迫るものがあるといいますか…

淫な感じがする。

リアルなエロス!

お前をめちゃくちゃにしたい。

壊してやりたいくらい、愛おしい…

狂おしさが、男の情念が、

ダイレクトに伝わる。

その激しさが良い。

 

でも、ただ脈絡もなく崩しても意味がない。安全性を損ねたら、元も子もないわけです。見ていて汚い崩し方は興ざめです。

美的ハイセンスも必須。

 

崩しの美学というものですね。

崩す前の基本は完璧に近くないと、綺麗に崩すことなど不可能。

ピカソキュビズムのような難解な絵ではなく、素人にも分かりやすい古典的な絵画を描かせても天才ですね。

抜群に上手い。

だから、あそこまで崩せる。

解体できる。

 

崩すには、洗練された美意識と、高度な技術がないと、難しい。

バランスをうまく取ろうとするより、

ずっと。

奥が深いですね。

 

縄も崩せるようになったら、

本物。

なのでしょうか。

 

 

私も適度に人間性を崩しにかかろうかと思います。

隙がある女の方がモテるといいますね。

とりあえず、穴の空いたパンツを履きます!

 

すでに隙だらけで、隙すらスルーされている?

 

そんなことは…ない…

ですよね?